魚は体に良い。そして旨い。完璧なる食材はシンプルに食べるのが一番旨い。
刺身も煮付けも旨いけど、今回は焼きます。
魚の塩焼きです!
焦げないように、生焼けにならないように、一番旨い焼き方を紹介します!
魚の塩焼きの基本
炭火の回りに串に刺した魚を並べる、あのスタイル(遠火の強火)で焼くのが一番理想です。外はこんがり中はジューシー。
なぜそうなるかの理由ははぶきます。とにかく旨く焼けりゃぁ良い。
けど、家庭で炭火ってねぇ。なかなかねぇ。
なので今回は、普通にコンロの魚焼きのグリルを使います。あの引き出し式のコレです。

コツとしましては『余熱』と『アルミホイル』です。
グリルの受け皿にアルミホイルを敷いて余熱します。
どれぐらいかは、
「水を落として、ジュワジュワ」
っとなるぐらいです。
これをやっとくと、放射熱ってのができて焼き上がりが炭火に近付きます。
そして、アルミホイルを取り出すだけでコンロの受け皿はキレイに保てます。
これが凄く良い!
受け皿に水溜めて焼いた後の始末ったら、もう面倒くさい事。たまに忘れててエライ事になってるし。
基本は『グリルの受け皿にアルミホイルを敷いて余熱』です。
これで、表面がこんがりしてきたら、中もフンワリと火が通っているはずです。
メジャーな魚の最適な焼き方
強火、中火、弱火の概念があまりなくてですね、火の見た目でやってます。
火力全開のぼーぼーでやるとすぐ焦げます。
ですので、ご自身のコンロで若干控え目な火力で試してください。試すと言っても普通に焼いたらおいしいですよ。
【サバ】
切り身なら、皮の方に5㎜程度の間隔で切れ目を入れて、両面に高い位置から塩をふり、アルミホイルを敷き、余熱しておいたグリルで中火で両面焼きます。
【アジ】
塩を「こんなに?」ってぐらいふります(アジの重量の2%ぐらい)
10分ぐらいで水気が吸われているので、拭き取ります。
味付けのための塩を軽くふり、準備しておいたグリルで強火で焼き上げます。
ヒレとしっぽは焦げるので、塩を付けてカバーしておきます。
【サンマ】
高い位置から塩を両面にふり、
『準備OK!』なグリルで強火で7分ほど焼きます。ひっくり返して、もう4分ほど焼きます。
【シャケ】
両面に軽めに塩をふり、アルミホイルと余熱で待ち構えるグリルで中火で8分ほど焼きます。もちろん両面。
これで完璧な、シャケナベイベーです。
【イワシ】
塩水でよく洗って、水気をしっかり取ります。
両面に塩をふり、ヒレとしっぽの焦げやすいところは開いてしっかり『化粧塩』(焼く直前にヒレなどに塩を塗る)をして、温めておいたグリルで弱火でじっくり焼きます。
【イカ】
イカ!?
魚って言ってんのにイカ。
塩やタレを塗って、アルミ余熱で弱火でじわじわ焼きます。
魚の塩焼きまとめ
ご家庭のコンロのグリルでさっとできる焼き方です。
五徳使ったり、焼き網使ったらもっと凝った焼き方ができそうですが、日々のおかずなのでなるべく手を抜きたい。私はね。
なので『グリルの受け皿にアルミホイルを敷いて余熱』でおいしく焼いて、片付けも楽チン。
魚をたくさん食べましょう!
何で?って、いや、旨いじゃん、体にも良いし。
サステナブルシーフードとか、流行ってるし。これは違うか。