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松江水郷祭湖上花火大会の屋台やチケット!穴場や注意点も紹介

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松江水郷祭湖上花火大会の屋台や有料観覧席、他の注意点やおすすめポイントなどもご紹介します。

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松江水郷祭湖上花火大会とは

松江水郷祭湖上花火大会は毎年7月下旬もしくは8月上旬に島根県松江市で開催される、西日本最大級の花火大会です。

松江市は“宍道湖”という西隣の出雲市までまたがる周囲47㎞の大きな湖に接しており、この湖面が打ち上げ花火の舞台になります。
(しかも淡水と海水が混じった“汽水湖”という珍しい湖でもあります。だから地元名物シジミ貝の漁が出来るとも言えます)

会期は2日間あり、例年両日とも打ち上げ数10000発ほどとダイナミックな花火大会です。
両日、演出コンセプトが異なるだけでどちらも見ごたえがあります。

尺玉や水中花火などの定番はもちろん、連続斜め打ちや、しだれ三段大柳など多彩な花火の数々が“水の都松江”を華やかに彩ります。

とはいえ、それぞれの見物客は30万人以上。2日間でのべ60万人以上に及ぶ人出になりますので、それ相応の事前準備は必要です。

以下に知っておくと便利な情報をまとめましたので、是非ご一読の上、お役立て頂ければと思います。

松江水郷祭湖上花火大会の特徴

この松江水郷祭湖上花火大会は西日本最大級を誇りますが、実はその特長は規模だけでなく、打ち上げる場所そのものにもあります。

それは“湖の上で打ち上げる”というところにあり、海と違って波が穏やかなので安定した打ち上げが実施でき、さらに周囲を陸で囲まれているのであらゆる場所から見物することができます。

また夜の穏やかな湖面は鏡面効果を生み出し、夜空に打ち上げられて花開く大輪の花々がそのまま湖面に鮮やかに映り込み、なんとも言えない幻想的な情景を演出します。

こうして、大きな夏の夜空と静かな湖面両方をキャンバスにした10000発から成る光と音の祭典に会場は大いに盛り上がり、フィナーレともなれば会場全体を包む興奮に圧倒されることでしょう。

是非ご自身の身体全体で体感して頂ければと思います。

ここで本大会の基本的なデータをご説明します。

まず打ち上げ場所は『島根県松江市内西方にある宍道湖に浮かぶ“嫁ヶ島”沖100mほどの地点』になります。

開催日は前述の通り毎年7月下旬・8月上旬。
土日の場合が多いです。

この時は夏休み中の方が県内外から大勢来られるので現地は大変混雑します。

天候については少々の雨程度なら開催されますが、大雨ですと中止となり、例年予備日は設けられていません。

さらに風の向きや強さによって中止になってしまうこともあります

よって事前の天気予報のチェックは欠かせません。

開催時間は20:00~となっていますが、屋台は15:00頃から営業を始めるお店が多いです。

松江水郷祭湖上花火大会の観覧エリアや有料席

観覧エリアは有料席も含めて3つのエリアに別れます。

湖北岸の“湖北エリア”、湖東岸かつ宍道湖大橋寄りの“白潟(しらかた)エリア”、湖東岸かつ嫁ヶ島に正対する“湖南エリア”になります。

有料席について少し詳しく説明しますと、17:00開場となり混雑や安全確保の観点から19:00には着座を求められます。

どのエリアの有料席も屋台や飲食ブースから近いので便利です。

値段につきましては、ただ座る場所が確保されるだけのもので5500円。

ちなみにこれは土手に直に座り、シートも持ち込みです。

さらにパイプ椅子が用意されたもので6000円。

最も高額なものですと直径2m程度のガーデンテーブルと4人座れる椅子が用意され、飲み放題とおつまみがついた席もセットで50000円で用意されています。

ただしこの有料席は2023年から始まった社会実験ですので今後同じスタイルを維持するのか、そして永続するかは未定です。

お申込みはローソン(別途システム利用料必要)等を利用し、当日券はそれぞれのエリアで販売しています。

なお、大会が事前中止になった場合は完全払い戻しになりますが、大会の途中で中止になった場合は払い戻しはありません。

松江水郷祭湖上花火大会の屋台

そして祭りと言えば屋台!

とても気になるところですが、こちらも花火に負けないくらいバリエーション豊かな屋台・露天が出店します。

2023年を例に挙げると以下の通りとなります。

  • 湖北エリアには二か所の屋台村
  • 白潟エリアにはクラフトビアフェス

さらに屋台も!

  • 湖南エリアにはキッチンカーや屋台村がズラリ

メニューもかき氷や焼きそば、たこ焼きなどの定番はもちろん、ナポリタンやケバブサンドなどのちょっと珍しいものや、日本海側らしくサザエのつぼ焼きやサザエご飯なんてものも。

各エリアごとに多彩なお祭りグルメが勢ぞろいします。

これらをそぞろ歩きをしながら品定めしつつ、お目当ての一品を見つけ出すのもお祭りの醍醐味ですよね。

松江水郷祭湖上花火大会へのアクセス

現地へのアクセスについては、まず電車ですと、最寄りの駅はJR山陰本線松江駅ただ一つです。

一応、その他にも同じJR山陰本線“乃木駅“、一畑電鉄北松江線の“松江しんじ湖温泉駅”がありますが、これらは地元の方や出雲方面から来られる方むけなので、県外から来られる方には松江駅が一番確実だと思います。

そして花火会場まで歩いてすぐ到着しますので利便性も高いです。

ただし、開催時間前後は混雑が激しくなりますのでゆとりを持った行動が大事となります。

具体的には大会開始前であれば遅くとも16:00頃の駅への到着を、ベストは12:00~14:00頃になります。

大会終了後であればしばらくはその場で余韻を楽しんだり、屋台グルメを堪能するなどして遅めに帰路に着くことをオススメします。

そして事前に帰りの切符を購入しておくこともお薦めします。

次にお車ですが、山陰自動車道“松江中央IC”を下りて北西に1㎞ほど行けばすぐ会場になりますが、正直この交通手段はオススメできません。

当日、付近の道路は交通規制でほとんどが車両通行止めになってしまいます。

臨時駐車場もあるにはありますが、なぜかことごとく開催場所まで距離があり、最低でも30分、場所によっては40分~1時間程度真夏のウォーキングを強いられます。

花火を見る前に体力を消耗しては元も子もありません。

さらに帰りは混雑の中、ただでさえ風景が見づらい夜道を、来た方向の逆側から同じ距離歩くことになり、土地勘のない人にはかなりハードルが高いのではないでしょうか。

ちなみに、シャトルバスもありますが、市の南部の外れにあるので使い勝手が良いとは言い難いです。

しかも他の駐車場は無料なのにここだけ1台2000円。
結論を言えば駅から歩くか、会場周辺にホテルを予約するかのいずれかが本当のおススメになります。

松江水郷祭湖上花火大会のトイレ

現地のトイレ事情やバリアフリーについて。

トイレは仮設の物がありますが数が非常に少なく、コンビニを利用される方もいますが、開催期間中はトイレ使用をお断りする店もあるので充実しているとはいいがたく、やはり事前に済ませておくのが無難かと思います。

なお、湖北エリアの松江温泉、白潟エリアの宍道湖大橋周辺にも公衆・仮設トイレがありますが非常に混雑し、衛生的には期待できません。

小さなお子様は、オムツや携帯トイレを用意しておくと良いかもしれません。

松江水郷祭湖上花火大会のバリアフリー

バリアフリー関連につきましては、湖という開催場所が利して周囲が緑地や公園に囲まれており、その範囲も広大であるため、一般的な花火大会と比較して見物客一人あたりのスペースが広い方です。

よって高齢者や足の不自由な方、車椅子の方が移動するのは比較的容易な方かと思われます。

ただ、段差や階段状の観覧スポットなどありますので、日が暮れると危険度が増します。
そのため、屋台やイベント巡りは陽の明るいうちに済ませておき、観覧場所も早めに確保したうえで日暮れ後はあまり動かずにじっくり楽しまれるのが良いかと考えます。

その他、有料席の利用を検討するのも一考です。

ちなみに、バリアフリーのトイレは比較的充実しており、以下の場所に車椅子対応のバリアフリートイレがあります。

  • 千鳥南公園公衆トイレ(北岸)
  • 末次公園公衆トイレ(北岸)
  • 白潟公園東公衆トイレ(宍道湖大橋南側たもと)
  • 白潟公園西公衆トイレ(東岸)
  • 岸公園公衆トイレ(東岸)
  • 袖師公園公衆トイレ(東岸)

ただ、いずれも当日は健常者の人も使用している場合があるので、混雑度合いと綺麗かどうかは分かりません…。

松江水郷祭湖上花火大会のおすすめスポット

おススメの観覧スポットについてですが、基本的に湖という開けた場所で打ち上げるので、実はどの場所からでも見物すること自体は比較的容易です。

しかし、その見る位置や、打ち上げ場所を見る方角が変わるだけでかなり見え方が異なってきますので、ここではその点を中心にご説明したいと思います。

それというのも、2023年から花火の打ち上げ場所が嫁ヶ島を中心に大きく南北に広がったのです。

文字で表現すると“I”の字型になります。

ということは、このIの字状に配置された場所から打ちあがる花火を、文字の北側(上方向)つまり北岸から見ると、南北に重なった花火を見ることになります。

もちろんこれはこれで色んな花火が重なり合って充分美しく、華やかですが、それぞれの花火を個別に鑑賞したい場合はIの字の右側、つまり東岸からの見物(しかもなるべく嫁ヶ島寄り)がお薦めということになります。

特に、湖に唯一存在する小島である嫁ヶ島をシルエットにして夜空に輝く大輪の花々を切り取った印象的な写真はここからしか撮れません。

しかも目の前で打ち上げるので花火が開く時の強烈な振動が体に直に伝わってきます。

迫力の点でも申しぶんありません。

次に穴場スポットとしては宍道湖大橋がオススメです。

各屋台から遠いことと、帰宅ラッシュに備える地元の人がメインなので思いのほかスペースに余裕があったりします。

しかも川の上に渡した橋の上なので目の前を遮るものがありません

ここでも存分に圧巻の花火演出を堪能することが出来ます。

なお、場所取りは18:00から可能になります。
それ以前にシートや荷物を置いて場所取りをしてしまうと運営スタッフが撤去してしまいます。

かといってその時間帯に行けば既に人出でごったがえしています。

そのため、開始1時間から2時間前には目当ての場所を見つけてその場所に待機していた方が良いと思います。

個人的には16:00頃がおススメです。

松江水郷祭湖上花火大会の注意点

最後に注意点として以下の点のみご留意下さいませ。

  1. 当日まだ日があるうちから現地に向かう人が多いと思われますので、熱中症対策・日焼け対策は必須です。
    帽子・飲料・日焼け止めなどは必ず携行しましょう。
    その他、鑑賞ポイントの多くが公園や緑地、護岸など淀みや湿気の多い場所になりますので虫よけもあると心強いです。
  2. 現地の屋台ではまだまだ現金払いが主流なのに加え、おつりに苦労する店もあるので現金は現金でも紙幣と硬貨両方を多めに持って行ったほうが良いと思います。
    支払いが遅くなって行列が出来てしまうと背後からの視線が痛く感じることも…。
  3. これは主に県外の方に多いのですが、企業の敷地や一般民家及びマンションなどの敷地内に入っての観覧はやめましょう。
  4. 自分たちで持ち込んだゴミは必ず自分たちで持ち帰りましょう。

以上こまごまと述べてきましたが、この松江水郷祭湖上花火大会は花火本編はもちろん、湖周辺の公園や遊歩道を散策したり、近くにある美術館に立ち寄ったり、あちこちの屋台やイベントを巡ったりと“付録”部分もたっぷり楽しめるイベントです。

本記事が少しでもそのための手助けになり、トラブルなく安心して祭りの全てを堪能して頂くことが出来ればこれに勝る喜びはありません。

是非、水の都松江が誇る、年に一度の晴姿を良き思い出としてしっかり焼き付けて頂ければと思います。

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